イライラやストレスを一人で抱えていませんか?ストレスに強い自分をつくるための漢方

こんにちは!今日はタイトルにもある通り、漢方についてのお話をしたいと思います。

読んでくださっている方の中にも、きっと眠りが浅くて、夜中に何度も目が覚めてしまうタイプの方がいることと思います。睡眠がいかに大切であるかは分かっていても、心配事があったり、考え事をしていて眠れなくなってしまうなんてこともあるのではないでしょうか?

睡眠がとれないと、日常的に生活のリズムが崩れて、自律神経失調症や神経症になるリスクが高まってしまいます。

神経症って一昔前はノイローゼなんて呼ばれたりもしていましたが、誰でもなる可能性のあるストレス性の心の病気です。

甘えでしょ?なんて思う方もいるかもしれませんが、これは決して甘えではなく、体の機能にも影響して日常生活に支障をきたすものだということを理解しておいてくださいね!

ストレスがまねく神経症って何?

漢方のお話をする前に、少し神経症について触れさせてください。神経症にはいろんな種類があり、その人のもともとの性格なども大きく関係してきます。

よく耳にするのは、パニック障害などですが、その他にも多数あります。特徴的な4つを紹介します。

  • パニック障害/突然不安感に押しつぶされそうになる発作が起きます。拭い去れない恐怖感が不安を増長させて心臓があおってしまったり、めまいや発汗、吐き気をもよおす場合もあります。
  • 全般性不安障害/ありとあらゆることが心配になり、いてもたってもいられなくなります。常に緊張状態になって寝る時ですらリラックスができなくなったりします。めまいやふらつきが伴う時もあります。
  • 解離性障害/過剰なストレスを感じると、周囲や自分の体に現実性をなくし、体の一部が動かなくなったり記憶を失ってしまったりと、不可解と思われるような症状が出ることもあります。
  • 強迫性障害/忘れようとしても、一つの強迫観念から逃れられず、手を洗い続けたり、何度も何度も確認を繰り返したりするなど、強迫観念を忘れようとするあまり一定の行動を繰り返す特徴があります。

これ以外にも、抑うつ神経症や、心気症、社会性不安障害など、決してひとくくりにできないのが神経症です。これらは環境性のストレスが原因になることがほとんどで、神経症にかかる方の多くは、責任感や正義感が強く、自分のせいでとか自分がしっかりしていればなんて意識にとらわれがちです。

病気になるなんて認めたくないと気を張るばかりで、それがかえってプレッシャーになり、うつ気味になってしまうことも否めません。

そうなる前に、自分の体の中のバランスを見直す必要があるかもしれません。

※既に症状が出ている方は、なるべくお早めに心療内科などの専門の機関に相談をしてください!

イライラや不安感に良い漢方?

漢方は生薬(=自然界にある動植物)でできたもので、西洋薬は化学的に合成してできたものです。その中の柴胡加竜骨牡蛎湯というのは、イライラやストレス、不眠に力を発揮してくれる漢方です。

漢方は現れた症状をピンポイントで治すというよりは、体全体のバランスを整えることで、その症状と向き合っていきます。

最近イライラがおさまりにくい、寝ようとすると不意に心配事が頭をよぎって寝られなくなる、という方に良い漢方を紹介します。

紫胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこうぼれいとう)

イライラしたり、 思いつめるあまり寝られなくなる方にオススメの漢方です。

漢方では、眠りには「気」が関連していると考えます。たとえば、赤ちゃんがたくさん寝られるのは、「気」が十分に足りていて、体の中をきちんとめぐっているからです。
ところが、大人になると疲労や精神的ストレスといったものが増えてきませんか? 疲労やストレスは「気のめぐり」を邪魔してしまいます。「気」がめぐらないと体に熱がこもり、こもった熱は頭に昇って脳を疲れさせてしまいます。

「柴胡加竜骨牡蛎湯」は、「気」をめぐらせ、体にこもった熱を冷ますとともに、心を落ち着かせる処方で、脳の興奮からくる不眠を改善します。

体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う次の諸症:高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜泣き、便秘

クラシエ【漢方解説】柴胡加竜骨牡蛎湯より抜粋

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうぼれいとう)

不眠でイライラしやすく、疲れやすい方、些細なことが気になって神経質になってしまう方に向いている漢方です。

「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」は、体のバランスを整える「桂枝湯」をベースにした処方。「気」「血(けつ)」のバランスを整えて、心を落ち着かせます。

漢方では、「気」「血(けつ)」のバランスが悪いと、ささいなことが気になって落ち着かなくなったり、ちょっとしたことで興奮したりするなど、一般的に「神経質」といわれる状態になると考えられています。

体力中等度以下で、疲れやすく、神経過敏で、興奮しやすいものの次の諸症:神経質、不眠症、小児夜泣き、夜尿症、眼精疲労、神経症

クラシエ【漢方解説】桂枝加竜骨蛎牡湯より抜粋

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

疲れやストレスがある時、喉のつかえ感じたことはありませんか?そうした喉の違和感などに向いている漢方です。

「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」は、病院で検査をしてもとくに異常が見つからなかったが、のどに何かつまった感じがする方、ついせき払いをしてしまうという方、体を動かす機会が少なく、ストレスをためがちな方などにおすすめです。

体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症:不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声、のどのつかえ感

クラシエ【漢方解説】半夏厚朴湯より抜粋

漢方は、体全体のバランスを整えていくものでストレスの多い現代には、大いに私たちの味方になってくれるものです。ストレスの多い現代だからこそ、頼れるものには頼って、穏やかに健やかに日常生活を送れるようにすることが大切ではないでしょうか。

決して甘えではなく、得体のしれない焦燥感や、動悸に悩んでいる方は、自分の体と相談しながら、時にはこうした漢方に頼るのも”手”ではないかと思います。

補足:適度な運動は、ストレス耐性を高めます!

漢方の話からはガラッと変わりますが、ストレスをため込まない方法の一つとして、体を動かして汗を流すというのがあります。

適度な運動は、体の循環を促し老廃物を排出させ、運動による適度な疲労感は、入眠をスムーズにしてくれます。激しく運動をしなくてはいけないのではなく、一駅歩いてみる、寝る前に軽くストレッチをするのでも構いません。

日常生活の中に、プラスできる範囲での運動もぜひトライしてみてくださいね!

いかがでしたか?寝れないとかイライラがおさまらないということに対して、医療機関や漢方、サプリメントに頼ることがなんとなくネガティブに捉えられていることが多く、気持ち的なものだからと軽く片付けてしまうことが多々ある中で、日々辛い思いをしている方が、少しでも穏やかに過ごせる毎日になったらな、、、という思いでこの記事を書かせていただきました。

こうした漢方に頼ることで、以前よりすんなり寝られるようになったり、心配事が頭をよぎって、動悸がするのを改善できたら、少し気持ちに余裕をもって生活できるようになったら、それこそQOLの改善になると思いませんか?

漢方や医療機関に頼ることは悪しきことでも、恥ずかしいことでもありません。自分と向き合い、自分を上手に助けてあげる、ひとつの道だと思います。

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